
「香水の舞」を披露する丸小野子供修正鬼会=国東市武蔵町
国東市武蔵町の仲西、柿園地区に伝わる丸小野子供修正鬼会(しゅじょうおにえ)=市指定無形民俗文化財=が14日夜、同地区であった。鬼に扮(ふん)した5人の子どもたちがかわいらしい舞を披露した。
江戸時代天保年間(1830~1844)の大飢饉(ききん)と感染症のまん延で子どもの死者が続出。村がある限り祈り続けていこうと誓い、始めたという。
午後7時ごろ、仏の化身の鬼に扮した長広徹也君(9)、麻生怜生君(9)、麻生由宇さん(7)、都留悠太君(12)、古城和樹君(12)が近くの川で身を清めた後、座元の家で杯の儀。
ほら貝や太鼓の音で一斉に家を飛び出し、タイレ(鬼の介添え)と大たいまつに火を付けて、小高い山にある稲荷(いなり)神社に上った。
2本の大たいまつがともす薄明かりの下で香水(こうずい)棒を打ち合わせながら舞う「香水の舞」などを披露。最後にタイレと輪をつくって見物客を囲み、たいまつで頭や肩、足をたたいて無病息災を祈った。
丸小野子供修正鬼会の中野雄二保存会長は「途絶えさせることなく伝えたい」と話した。
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