
麹を麻製の布に包み、タンクまで運ぶ豊後大野市商工会青年部朝地支部の若者ら=豊後大野市朝地町の牟礼鶴酒造
豊後大野市朝地町の新しい特産品「御膳米(ごぜんまい)焼酎あさぢ」の仕込みが14日、始まった。特産品開発を担った市商工会青年部朝地支部(森健太郎支部長、8人)の若者ら15人が集まり、作業を通じて2年目の飛躍を誓った。
「あさぢ」は旧岡藩の御膳米、綿田米を使った純米焼酎で、地元の農事組合法人「阿志郷(あじのごう)」が協力。1年目の昨年は720ミリリットル瓶、3千本を製造し、11月から販売を始めたが、県内外から次々と予約が入るなど好評だった。
森支部長が蔵元杜氏(とうじ)を務める牟礼鶴(むれづる)酒造で仕込み作業。酒蔵には独特の香りが広がり、若者らは麻製の布を使って麹(こうじ)を水と酵母が入ったタンクまで運んだ。阿志郷の森新次代表理事も作業に加わり、「いい綿田米ができた。きっとおいしい焼酎になる」と笑顔。この日は米500キロ分の麹を使用。後日、2次仕込みで千キロ分をさらに発酵させる。
焼酎が完成するのは10月の予定。製造量は昨年より500本増やした。森支部長は「昨年は地元の人をはじめ、多くの人から激励を受け、とてもありがたかった。地域の仲間と協力し、朝地町の良さをPRしていきたい」と話した。
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