
校歌などを一緒に歌う出席者
豊後大野市犬飼町柚野木の犬飼小学校通山(とおりやま)分校の閉校記念式典が14日、同分校で開かれた。同分校区の児童や卒業生、地域住民ら約80人が出席。約140年の歴史を持つ分校の閉校を惜しんだ。
同分校は明治期に「山奥学校」として開校。町村合併により名称をたびたび変更し、新市発足に伴い市立犬飼小通山分校となった。
児童数の減少のため2010年3月末に廃校となり、犬飼小に統合する。09年4月から休校しており、分校区内の児童21人は同小へ通っている。
式典で橋本祐輔市長が「思い出を残して閉校する母校は心の古里。歴史と伝統を受け継いでほしい」とあいさつ。村上俊治閉校事業実行委員長が「学校から子どもの声が消え寂しさを感じている。思い出多い学びやに感謝したい」と述べた。児童代表の藤野隼人君(12)=犬飼小6年=は「閉校は寂しいが、思い出がみんなの心の中に残ると思う」と話した。
記念碑の除幕に続き、児童、職員、卒業生ら約30人が分校の思い出を話し、出席者全員で「ふるさと」と校歌を歌った。アトラクションで山奥獅子舞があり、式典後は野菜と豚肉のたっぷり入った「分校鍋」を味わった。
同分校は今後、消防防災コミュニティー施設として活用される予定。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA