
五色幣を鳥居越しに勢いよく投げ入れる従者ら=13日、宇佐神宮境内にある末社・八坂神社
宇佐神宮の伝統行事「鎮疫祭(ちんえきさい)」(県選択無形民俗文化財)が13日、宇佐市の同神宮境内にある末社・八坂神社であり、疫病や災いをはらい鎮める神事をした。
上宮での本殿祭の後、神職8人と白丁(はくちょう)姿の従者(神人=じにん)14人が、約3・5メートルの竹に5色の紙を付けた6本の「五色幣(ごしきへい)」を携えて同神社前の広場へ。穴井伸久宮司が祝詞を奏した後、従者が広場から勢いよく神社の鳥居越しに五色幣を投げ入れた。
集まった人々は家内安全や無病息災に御利益があるとされる五色幣の一部を持ち帰ろうと、先を争って紙片などを取り合った。地元南宇佐の主婦永松真弓さん(40)は「家族の健康を願うために来ました。竹や御幣がうまく取れました」と話していた。
同神社は、かつて神宮境内にあり神仏習合の象徴だった弥勒寺の守護神。会場では神職による舞楽「蘭陵王(らんりょうおう)」や真言宗僧侶の読経もあり、関連行事として同祭の前に火渡りや護摩焚(だ)きが行われた。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA