
カイルさん(右)の指導を受けながら壁にワラを敷き詰める参観者
「食」と「農」を通じた地域づくりに取り組んでいる由布市湯布院町のNPO法人「ムラづくり風の原っぱ」(浦田龍次代表)は10日、町内川上で4月にオープン予定のコミュニティーレストラン「原っぱカフェ」で、「ストローベイル(わら包み)建築」の工法を使った内装の体験会を実施している。
県内外や韓国から約30人のボランティアが参加。日本大学の大学院で「ストローベイル建築」を学ぶホルツヒューター・カイルさん(米国)が指導した。
参加者は、壁に付けた骨組みに町内の農家から集めたわらをすき間なく敷き詰めて、麻縄でくくりつけていった。最後にケイソウ土を上塗りして、内装を完成させていく。素材にわらを使うことで、冷暖房のエネルギー消費を抑えられ、地球温暖化防止にも役立つという。18日まで続けられる。
同法人はこれまで、市内の小学校でアイガモ農法を指導したり、大学生らを対象に農業体験を実施するなどの活動をしてきた。
レストランは、「食を通じた住民の交流拠点」にしようと、県や由布市の補助を受けてオープンする。レストランでは地元の料理人や主婦などが一日シェフとなり、家庭料理を振る舞うほか、ミニコンサートなどを開催する。
浦田代表は「地域の素材を使いながら、老若男女が集まる町の交流の拠点としていきたい」と話した。
<ポイント>
ストローベイル建築 19世紀半ばに米国で始まった、わらを使って家を建てる建築工法。
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