大分労働局は、2009年の労災死傷者数(速報値)をまとめた。死傷者数は1147人で、ここ10年間では最少となった。死者数は重大事故が多発したことなどから17人となった。大分労働局は労災への注意を各事業所に呼び掛けている。
死傷者数はここ10年間で最少だった08年(1389人)を下回った。ここ数年は減少傾向が続いており、労働局は「各事業主が労災防止に継続的に取り組み、実を結びつつある」としている。
ただ、09年は1月に南日本造船大在工場で建造中の船にかけていたタラップが落下した事故や、日鉱製錬佐賀関製錬所の船倉内で酸素不足により荷揚げ作業中の作業員が死亡した事故など重大事故が多発した。
労働局は県内の5労働基準監督署を通じて各事業所に対し、事故発生の危険性を見積もってリスクの除去、低減に取り組む「リスクアセスメント」の実施を呼び掛ける方針。労災死者数を08年から12年までの5年間で80人以下にする(昨年末現在で39人)目標を掲げ、事業主に労災死亡事故の防止を呼び掛ける。
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