
「田舎ん市場」の運営について話し合うスタッフ
豊後高田市内の有志がIT(情報技術)を活用した地域づくりを目指すNPO法人「ICT活用グループ」を立ち上げ、インターネット上にオンラインショップ「田舎ん市場」を開設した。県北地域の商店などが参加し、各店自慢の商品を販売している。飯田陽一代表は「インターネット通販を活用して地域商業の活性化につなげたい」と話している。
グループは昨年6月、情報化社会が進む中、地域情報の発信や情報インフラの推進を目的に設立。ホームページの作成や運営などを手掛ける飯田代表が、ITに詳しい経営者などに設立を呼び掛けた。グループ名の「ICT」はITにコミュニケーションを加えた言葉で、ITに代わって使われることが増えている。
田舎ん市場には現在、同市のほか、中津市や宇佐市の50店が参加し、農家や喫茶店、写真店など業種はさまざま。県の「ふるさと雇用再生特別基金事業」の補助金を受け、スタッフがアドバイザーとして参加店を訪問し、サイト作成や商品紹介の工夫などについて助言する。インターネットに詳しくない店や、インターネット通販を活用しにくい業種、小さな個人商店も参加できるようにした。
ことし3月には新たに50店の参加を募集し、将来的には250店の参加が目標。「それぞれの店の商品を全国に発信でき、地域の特産品のPRにもなる」とスタッフ。飯田代表は「地域密着のオンラインショップは少ないのでは。人口規模が小さい地元の客だけでなく、ネットを通じて全国相手に販売することで、少しでも経営を支える場にしてほしい」と話した。
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