
「くにさきチャリティードッグフェスタ2009」の会場で、愛犬家に介助犬の役割などを訴えた九州補助犬協会の桜井昭生副理事長(昨年4月、国東市)
「九州介助犬普及キャンペーンin大分」が14日午後2時から、別府市のビーコンプラザである。体が不自由な人をサポートする介助犬について多くの人に知ってもらおうと、九州で唯一、育成に取り組むNPO法人九州補助犬協会(桜井恭子理事長、福岡県)が独立行政法人福祉医療機構の助成を受け、別府を皮切りに九州各県で初めて開く。入場無料。
物を拾ったりドアを開けたりと、身体障害者に寄り添う介助犬。福祉関係者の間でもまだ広く認知されておらず、全国で活躍しているのは50匹ほどで、九州では1匹だけ。
介助犬は、専門スタッフのアドバイスを受けながら、使用希望者の状態に合わせて“オーダーメード”で育成する。盲導犬に比べて犬の骨格基準などが厳しく、認定のハードルは高い。1匹を育成するのに約300万円が必要といわれている。候補の子犬を1年半ほど家庭で育てる「パピーレイザー」などのボランティアや、募金に支えられているのが現状という。
当日は桜井理事長らが介助犬について説明。介助犬の実演や、新しいパピーレイザーへの子犬の委託式がある。障害者や医療関係者、介助者らの要望を知るためのアンケートも行い、育成に生かす。
「介助犬は生活を支えるだけでなく、ユーザーに安らぎや生きがいを与えるという効果もある」と、キャンペーンを手伝う「くにさきチャリティードッグフェスタ実行委員会」の坂本隆之代表(国東市国東町)。同協会の桜井昭生副理事長(福岡県)は「介助犬の普及につなげ、障害者の自立や社会参加に貢献したい」と話している。
問い合わせは同協会(TEL092・327・0364)または同実行委員会(TEL050・3612・8871)へ。
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