全国13自治体が参加し、ふるさとの先人を顕彰して地域づくりにつなげる「嚶鳴(おうめい)フォーラム」が10月に竹田市で開催されることを記念したプレ嚶鳴フォーラム「国際人・広瀬武夫に今、学ぶべきもの」(大分合同新聞後援)が6日午後2時から、市総合社会福祉センターで開かれる。
当日は日露文化センター代表の川村秀さんが「日露関係における広瀬武夫と杉原千畝」の演題で基調講演。辻野功・別府大学客員教授がコーディネーターとなり、川村さんと竹田市出身の歌人、川野里子さん、モスクワ生まれで東京大学大学院生のエカテリーナ・ボボルィーキナさん、首藤勝次市長がパネルディスカッションをする。
開会に先立ち午後1時半から、NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」で広瀬役を演じる藤本隆宏さんのビデオメッセージを上映する。
広瀬は1868(明治元)年、岡藩士広瀬重武の次男として生まれた。日露戦争の旅順港閉塞(へいそく)戦で行方不明の部下を捜索中に被弾し、戦死した。栄誉に無関心で武芸に秀でていても粗暴な挙動はなく、比較文学者の故・島田謹二は「人品好くして能あり、徳あり、才あり、学あり、風流あり」と評している。
プレフォーラムの問い合わせは市企画情報課(TEL0974・63・4801)へ。
写真や資料など7日まで企画展
プレ嚶鳴フォーラムの開催に合わせ、竹田市民ギャラリー「水琴館」で企画展「広瀬武夫展」が開かれている。7日まで。
広瀬が下着姿の写真とともに祖母に送ったはがきや広瀬のパスポート、旅順港閉塞戦で福井丸に乗船する際に詠んだ「七生報国の詩」のほか、広瀬の写真など、広瀬神社や市立歴史資料館が所蔵する約30点を展示している。
入館時間は午前9時から午後5時まで。入館は無料。
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