
6月16日で営業を終了するコンフォートホテル大分
米国の大手ホテルチェーン系列のコンフォートホテル大分(大分市舞鶴町、214室)が、6月16日を最後に営業を終了することが1日、関係者への取材で分かった。大分西鉄グランドホテルの跡に2000年7月に開業。近年の市中心部のホテル進出ラッシュや、景気後退による出張需要の減少が背景にあるとみられる。
コンフォートホテルは、都市型ホテルの西鉄とは大きく路線を変えた経済的ホテル。清潔感と低価格を掲げ開業当初は人気を集めたが、06年以降はJR大分駅近くや市中心部に全国的なビジネスホテルチェーンなどが相次いでオープン。千室以上の客室が一気に増え、過当競争になっていた。
運営会社のグリーンズ(三重県四日市市)は「(ホテルの入る大分三井ビルディングを所有する)三井不動産との賃貸借契約が期間満了を迎えるため、(更新せずに)営業終了を決めた」。また三井不動産の広報(東京都)は撤退後のテナントに関し「現時点では未定」と話している。
撤退を決めた理由について、業界関係者は「シティーホテル時代はリバーサイドのホテルとして良かったが、ビジネスホテルとしてはやや中心部から離れていることが、利用客の障害になっていた。一昨年秋以降の景気後退の影響に加え、建物もリニューアルや補強はしているが、完成から40年近くがたち、新築に比べると見劣りする状況だったのではないか」とみている。
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