今春卒業予定の高校生の“就職戦線”が厳しいことから、大分労働局や県などは28日、本年度2回目の就職面接会を大分市内で開いた。同一年度に2回開催するのは、2006年度以来。生徒134人と県内外の企業38社が参加した。
労働局によると、就職を希望している県内の生徒2687人に対して、12月末現在の求人数は2361人。求人倍率は0・88で前年同期の1・33を大きく下回っており、就職内定率も80・3%と同6ポイント低い。「不況の影響で企業が新規雇用に慎重になっている。就職氷河期と呼ばれた00年前後に次ぐ厳しさになっている」と話している。
参加企業の求人数は計132人。高校生は各企業のブースを巡り、採用担当者の話を熱心に聞いた。
竹田市内の県立高校に通う男子生徒は「県内に就職したいが、希望に合う会社がなかなか見つからない」と表情を曇らせた。別府市にある私立高校の男子生徒は「調理の仕事に就きたい。入りたい会社はあるが競争が厳しくて合格できるか分からないので、別の業種も探している」と話した。
別府溝部学園高校の堤幸祐教諭は「希望者全員が就職できるよう求人開拓に力を入れたい」と話した。
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