リコール(解職請求)運動中の町長辞職に伴う出直し玖珠町長選挙は▽元国会議員秘書で農林業の高倉正行(54)=無新▽医療法人顧問の梅木恒明(75)=無新▽元投資信託会社役員の朝倉浩平(63)=無新▽前町長の後藤威彦(66)=無前▽元学習塾講師の宮西博幸(44)=無新=の5氏(届け出順)が立候補。31日の投票日に向けて激戦を繰り広げている。各候補に公約や政策を聞いた。
高倉正行(たかくら まさゆき)候補
町民所得向上目指す
「人の和なくして力なし」。人の和とみんなの知恵で元気な玖珠町にしたい。
(1)各種団体と連携した「食える農商工」の実現、町民所得の向上を目指す(2)これまでの人脈を生かし、企業誘致で新しい雇用を創出する(3)子育て対策として中学校卒業まで医療費の完全無料化(4)学校施設の安全確保のため、耐震補強を前倒しで実施する(5)高齢者が笑顔でいきいき過ごせる生涯学習講座・教室の充実(6)地域の足を確保するため、町内巡回コミュニティーバスの充実(7)総合運動公園は町民の意見を集約し、子どもから高齢者まで楽しめる夢のあるスポーツと憩いの公園として活用する(8)情報格差を解消して町民の生活をより便利にし、素晴らしい玖珠町を全国に発信する。
梅木恒明(うめき つねあき)候補
公園用地に温泉施設
利権やしがらみの政治をやめ、政治家や役人任せではなく、自分たちの町は自分たちでつくる―を目指したい。
(1)総合運動公園は断固中止し、用地には温泉リハビリ施設、夜間病院、高齢者住宅、温泉プールを造る(2)立羽田の景を生かした裏耶馬渓口から町に入る観光ルートの開発や、慈恩の滝にトイレなどの施設を整備し、観光振興で雇用を生む(3)公共工事は利権やしがらみで配分するのではなく、町活性化のために可能な限り、町内の業者に発注する(4)企業誘致で雇用を拡大させて若者の定住を図り、農林畜産業の後継者も確保できるようにする(5)35年の教員経験を生かして、子どもの能力を引き出す教育を実現させ、県教委とも連携して学力向上に取り組む。
朝倉浩平(あさくら こうへい)候補
民間感覚で行政運営
しがらみのない、純粋に玖珠町民のための町づくりを進めていきたい。
(1)民間の経営感覚で行政運営をし、財政健全化を図る。無駄を省いて必要なものに集中させる(2)法令を順守し、情報を公開して透明な町運営をする(3)保育園、幼稚園、小学校、中学校教育の充実を図り、子育て支援をする(4)高齢者の医療・介護を充実させる(5)農林商工業活性化のため、玖珠の自然環境を生かした観光開発や、玖珠の特長を生かした農畜産物などによる玖珠ブランドの確立を推進する。所得向上を目指して「活性化委員会」を設立する。情報技術(IT)化を促進する(6)総合運動公園は既に事業着手されており、施設建設については町民の意見を聞いて検討し、最良の着地点を見いだす。
後藤威彦(ごとう たけひこ)候補
食品加工工場を建設
公正、公平、清潔を貫き、一部の人のための町政はやらない。町民の目線に立ち、町民と一緒に考えながら歩きたい。
(1)農林業振興策として安心安全な農産物の販売促進や、玖珠米、玖珠牛といった玖珠ブランドのPRを強化する。食品加工工場を建設したい(2)教育のレベルアップに寺子屋授業を拡大し、新規に導入した教育機材を活用するため指導者の育成を図る(3)福祉政策では障害児・者の就労施設を誘致。高齢者の生きがい対策に取り組む。福祉バスを含めた交通体系の充実(4)商工・観光振興策として町内18の地域に花木を植え、花などを見て回ることのできる「十八華(か)路(じ)(花と水といやし)」事業を進める。農業・環境関連企業の誘致活動にも取り組む。
宮西博幸(みやにし ひろゆき)候補
複合施設や企業誘致
町民による町民のための政治が理想。「町民が主役」の町政を実現させたい。
(1)町は急速な過疎化が進んでおり総合運動公園は必要ない。税収が落ち込んでいる中、多額の維持管理費の支出を続けるより、大型複合商業施設や企業を誘致して雇用を創出し、町が潤う仕組みをつくる(2)町民の意見を町政に生かすため自治区巡回座談会を実施し、目安箱も設置する。パソコン・携帯電話のメールアドレスを利用して町民の意見や要望を集約する(3)過疎化対策として企業誘致を推進し、団塊の世代や新規就農者を呼び込むためのPR活動を展開する(4)観光をメーンにした町活性化策として、町内の名所旧跡を整備し新名所づくりをする(5)小児科、救急救命医療センターの誘致を進める。
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