
米海兵隊の説明を聞く自治体関係者や住民、報道関係者=27日午前、日出生台演習場
日出生台演習場で実弾砲撃訓練を行う在沖縄米軍第12海兵連隊司令官のキール・ジェントリー大佐が27日、同演習場でマスコミや地元自治体、住民代表に訓練概要を説明した。実弾砲撃は2月1~10日までの10日間を予定(11~14日は予備日)。今回、新たに加わる小火器訓練は「10日間のうち1~2日間を計画している」とした。
ジェントリー大佐は「10日間は短い。フルに使うことを考えている」と説明。夜間訓練をする方針を示した上で「その日の目的が達成されれば(タイムリミットの)午後9時より早く終了する努力をする」とした。人体に影響がおよぶとされる「白リン弾」の使用は明言しなかったが、「照明弾」の使用を計画していることを明らかにした。市民グループ「ローカルネット大分・日出生台」によると、同演習場での実弾砲撃訓練で米軍が照明弾を使うのは初めてという。
米軍の同演習場使用に関する協定と、155ミリりゅう弾砲と小火器の訓練を同時に実施しないことなど盛り込んだ確認書(いずれも2007年11月に締結)について「内容を理解し、重要性を感じている。協定に沿った訓練計画を立てた」と述べた。
主な質問とジェントリー大佐の回答は次の通り。
―今回の訓練目的は。
155ミリりゅう弾砲や小火器、通信、補給の訓練をする。日米の安全保障を遂行するために必要な訓練。また、即応能力を維持するための訓練だ。
―夜間訓練で照明弾は使うのか。
パラシュートで降下する照明弾の使用を計画している。この時季は乾燥して山火事の危険性があるが、事前に(弾着地を)野焼きするなど慎重な使用を心掛けたい。
―小火器の訓練日程は決まっているのか。
日程は調整中で1日で終わらせたいが、天候によっては2日間行う。実施日は運用面の安全上、この場で公表することは難しい。
―訓練終了後の自由行動は計画しているのか。
終了後2日間を計画している。詳細は調整中。地域交流を計画していたが訓練の反対運動を考慮し(九州防衛局から)却下された。
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