日本航空グループの日本エアコミューター(JAC)は4月1日から、大分―大阪(伊丹)線を1日4往復から3往復に減便する。新幹線との競合で利用者減少が続いており、景気悪化が拍車を掛けた。全日空は大分―大阪線を7月1日から1日2往復に減便し、新たに就航するアイベックスエアラインズ(IBEX・本社東京都)と1往復を共同運航する。これにより、大阪線は4月から1日6往復(現行7往復)体制になる。1往復減る上、7月に就航するIBEXの使用機材が小型のため、同路線の輸送力は低下することになる。
航空需要の減少に日航の再建問題で航空業界を取り巻く環境が大きく変わっている。運航会社は「今回の減便は再建問題とは直接関係ない」(JAC)「需要に応じた見直し」(全日空広報室)としているが、今後、各社の大分空港発着の路線に影響が出る恐れもあり、利用促進が課題になる。
県によると大阪線の2008年度の利用者数は計約31万5千人で前年より7%減少。09年度上半期(4月―9月)は前年度同期で15%減で、前年度実績を下回る見通し。県総合交通対策課は「減便は残念。関係者と協力して利用促進に努めたい」としている。
IBEXは06年6月まで約3年間、大分―大阪線を運航していた。同社は50席の小型機が中心で、「大阪線の需要が当社の運航形態に合致する。全日空との連携で販売面も強化できる」(同社広報)としている。
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