
相伝の証しとして宮本武蔵秘蔵の木刀を入学宇佐市剣道連盟会長から手渡される第12代宗家の吉用清氏(右)=17日、宇佐神宮境内
宮本武蔵を流祖とする「兵法二天一流」の正統第12代宗家相伝式が17日、宇佐市の宇佐神宮であり、同流免許皆伝の吉用清氏(61)=同市葛原、会社員=の就任が披露された。同流は代々、肥後熊本の地で受け継がれてきたが、正統の形を相伝された同市の門弟が第9代宗家となって以来、正統が熊本から宇佐の地へ移されたという。
同流の門人らによると、熊本の第8代青木規矩男宗家が正統の形を残そうと、宇佐市の直弟子・清長忠直氏(故人)と五所元治氏に皆伝。1967年に清長氏が第9代宗家、五所氏は宗家代見となった。今回の第12代相伝は第11代清長文哉宗家の急逝(2004年)に伴うもので、関係者と市剣道連盟などが話し合い、五所氏の長男吉用氏が07年に宗家として承認された。
吉用氏は剣道4段、居合道7段。二天一流は高校時代から父親に直伝され、98年に免許皆伝した。相伝式は同連盟が建立した「宮本武蔵『誠心直道之碑』」の前であり、関係者ら約80人が出席。相伝の証しとして武蔵秘蔵の木刀が同連盟の入学昭敏会長から吉用氏に手渡され、吉用氏が「門弟たちと手を携え、共に研さんし、揺るぎない技を後世に伝えるべく精進する」と宣誓。その後、吉用氏らが同流の二刀太刀勢法などの演武を披露した。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
![]()