
写真は会長に就任したバー「CASK」オーナーの佐藤昭次郎さん
大分市都町のバー「CASK(カスク)」オーナーの佐藤昭次郎さん(67)=市内高尾台=が、全国のバーテンダー約4700人を束ねる日本バーテンダー協会(本部・東京)の会長に就任した。
協会は酒文化の発展、バーテンダーの資質向上を理念に1929年に発足した社団法人。前会長の辞任に伴い、副会長だった佐藤さんが昨年11月の総会で選出された。任期は2年。
「バーテンダー技能競技や研修会を通じ、会員の技術の向上と人格形成を後押ししたい」と佐藤さん。これまでに同協会大分支部長、同常務理事兼九州地区本部長などを務め、優れた技能や人格を認められ、協会認定のマイスターバーテンダーにも選ばれている。3月7日、大分市でバーテンダー技能競技九州決勝大会を開催する。
“至宝の一杯”追究し50年
高校卒業後に上京し、渋谷のバーで修業した。知り合いの年長者に連れられて行ったバーでカクテルを少々初めて味見し、「世の中にこんなおいしい飲み物があるのか」と驚いた。バーテンダーのスマートな動きにもあこがれたことがきっかけ。
渋谷のバーでは政治家や企業家など一流の客から、もてなしの心と所作を学んだ。帰郷し、75年に「カスク」を開店。県内外の客、同業者からも一目置かれる店に育てた。
バーテンダー歴はことしで50年目を迎える。「バーテンダーの世界は奥が深く、到達点がない」と、今も“至高の一杯”を追究している。「自分の任期中にバーテンダー技能競技の世界大会で優勝旗を日本に持ち帰りたい」と志は高い。
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