
阿部操さん(右から2人目)方で身の回りの悩みを聞く豊田隊長(左端)
杵築市山香町山浦で、高齢者の身の回りの世話などを“加勢”する「山浦地区かっせ隊」(豊田忠則隊長、18人)が発足し、地元住民が活動に期待している。
山浦地区は265世帯約700人が居住しており、半数以上が65歳以上の高齢者。交通手段がない人は、町中心部の病院や買い物に行くにも、週2回運行しているコミュニティーバスしか手段がない。
同隊は「足腰が弱くて病院に行けない」「庭の草刈りができない」「家の段差が気になりだした」―など高齢者が感じる不便さを解消しようと、地域の有志が集まり、昨年9月に結成した。隊員は50歳から74歳の会社員や農業、大工など。
豊田隊長は「若者は町外に出てしまうし、今後に不安を持っていた。家を訪問するなどで住民同士のつながりを深め、少しでも地区全体で前向きに変えていこうと結成した」と話す。
隊員は普段から高齢者宅の訪問などを続けている。8日には豊田隊長が地区で一人暮らしをしている阿部操さん(89)方を訪ねた。近所の住民も集まり、阿部さんは「話し相手になってくれただけでもうれしい。年を取ると困ることも増えてきたので、何かあったら頼りにさせてね」と喜んでいた。
隊についての問い合わせは事務局(TEL0977・78・0151)へ。
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