
参拝者の肩を経典でたたいて回る宮地住職=10日、宇佐市の鷹栖観音堂
宇佐市・鷹栖観音
宇佐市山本の鷹栖観音堂で10日、この日に参れば千日分の御利益があるとされる伝統行事「千日参り」があり、多くの人が参拝して無病息災や学業成就を祈願した。
午前8時から始まり、1回につき60~70人が堂内に入ってすき間なく座った。読経が響く中、宮地弘彦住職(68)が経典「大般若理趣分(りしゅぶん)」を参拝者の頭上でぱらぱらと広げる「転読」。閉じた経典で一人一人の肩をたたいて回った。たたかれた参拝者は合掌をしながら祈願。その後、宮地住職が名前や祈願内容を読み上げた。
鷹栖観音は「知恵観音」としても知られ、参拝者全員に「知恵もち」を配布。合格祈願のお札も用意し、毎年、受験生やその家族などが大勢訪れる。
子ども3人を連れて初めて訪れた臼杵市望月の主婦堤吏江子さん(41)は「知恵観音と聞いたので、学業成就と健康を祈願しに来ました。御利益がありそうですね」と話していた。
三重町・内山観音
豊後大野市三重町の内山観音(蓮城寺・大観慈弘住職)で10日、恒例の千日参りがあり、多くの参拝者が訪れた。
1月10日は「千日参ったのと同じ御利益がある」とされる。炭焼き小五郎で知られる真名野長者伝説ゆかりの「一寸八分観音」は毎年、同日だけ開帳される。
市観光協会、JR三重町駅によるツアーがあり、大分市などから約40人が参加。真名野長者伝説研究会語り部の会のメンバーが、一寸八分観音や千体薬師などについて説明した。
内山観音は「炭焼き小五郎が約1400年前に建立した県内最古の寺」と伝えられる。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
![]()