
3日午前10時30分、勇壮に“出船”
豊後高田市の新春を飾る県選択無形民俗文化財の伝統行事「ホーランエンヤ」が3日、同市中心部を流れる桂川を舞台に繰り広げられる。
ホーランエンヤは、高田地域が島原藩の領地だった江戸時代中期、年貢米を運ぶ船の航海安全と豊漁を祈願する行事として始まったとされる。1999年までは元日に開催して新年を祝っていた。2000年以降、潮位に合わせて開催日を変更し、ことしは3日となった。
当日は大漁旗や万国旗で華やかに飾られた宝来船に、締め込み姿の若者らが乗り込み、玉津磯町地区の桂川右岸を午前10時半に出発。勇ましい掛け声とともに船をこぎ、約300メートル下流の金毘羅宮に参拝後、上流の若宮八幡神社を目指して川をさかのぼる。
途中、こぎ手の若者が寒中の川に勢いよく飛び込み、川岸の観衆が差し出した清酒などの祝儀を受け取りに行く光景は最大の見せ場。岸に近づいた船からは見物客に向けてもちがまかれる。約1時間かけて1キロほどの行程を上り、最後に若宮八幡神社に参拝する。
行事に合わせ、市中心部の商店街では「宝来祭」と題し、温泉旅行宿泊券などが当たる抽選に参加できる「宝来くじ」を買い物客に配布。ホーランエンヤのもちまきにも、くじが入っているものがある。抽選会は中央通商店街の昭和の町展示館で、午前11時から午後2時半まで。
問い合わせは市観光協会(TEL0978・22・3100)へ。
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