
映画上映後、あいさつをするエリック・マリア・クテュリエさん(右)と、江口方康監督(中央)、山田泉さんの夫の真一さん=29日午後、大分市府内町のシネマ5
各地で「いのちの授業」を続け、昨年11月に乳がんで亡くなった豊後高田市の元養護教諭、山田泉さん(享年49歳)とフランス在住のチェロ奏者との交流を描いた映画「ご縁玉~パリから大分へ~」の特別上映会が29日、大分市のシネマ5であった。
監督の江口方康さん(45)とチェロ奏者のエリック・マリア・クテュリエさん(37)=いずれもフランス在住=も訪れ、約100人が観賞した。映画は、2年前に大分を訪れたクテュリエさんと山田さんの姿を追った72分間の作品。互いに引かれ合い、命や生き方を考える様子を伝えている。
上映後、山田さんの夫・真一さん(53)は「泉さんが亡くなって1年。1万キロ離れたパリからまた2人が来てくれた」と感激。クテュリエさんは「山田さんからもらった思いや縁を、これからもつないでいきたい」と話し、劇中で流れる曲「君をのせて」などをスクリーンの前で演奏した。
由布市から訪れた平野美和子さん(50)は「山田さんの思いが多くの人の力で、ずっとつながっているのだと感じた。映画は何度も見て、音楽も聞いているのに、また感激した」と話した。
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