
年末年始に初めてライトアップされる石垣
玖珠町森の末広神社(穴井浩紀宮司)で、年越しの参拝客らを迎える準備が進んでいる。26日は神社総代9人が、初めて取り組む石垣をライトアップするための作業や、門松作りをした。
同地を治めていた森藩は、1万4千石の小藩で築城を許されなかった。「城を持ちたい」と8代藩主の久留島通嘉は、老朽化した三島宮(末広神社)を改築する名目で10年の歳月をかけ、外見は壮麗な神社だが城郭そのものに造営したという。
その際に築かれた幾重にも折り重なった石垣が、11月にボランティア約150人が参加するなどして実施された神社周辺の大規模な樹木の剪定(せんてい)作業で姿を現した。
神社総代会(加来直幸会長)では「雄姿を多くの人に見てもらおう」と大みそかと正月三が日の夜、石垣をライトアップすることにした。
神社は、31日午後10時から翌1月1日午前1時まで森地区で開かれる「第6回ゆくとし、くるとし森町竹灯(あか)り」(大分合同新聞後援)の主会場にもなっている。約3千個の竹灯籠(とうろう)が参道や境内に並び、初詣で客らを誘う。総代会では、31日に竹灯籠の設置(午前9時から)と点灯(午後10時から)を手伝ってくれるボランティアを募っている。参加者は、それぞれの時刻に神社境内へ集合してもらう。
加来会長は「地域の活性化に神社からも情報を発信しようと、石垣のライトアップに取り組むことにした」と話した。
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