
「悲しさやせつなさを、目で伝わるように描いていると」話す渋谷翔美さん
大分市の鶴崎工業高校産業デザイン科2年生の渋谷翔美さん(17)が、第6回「弘兼憲史・徳山大学高校生マンガコンテスト」で最優秀に次ぐ弘兼憲史特別賞に輝いた。「あこがれのマンガ家から評価を受けてうれしい」と喜んでいる。
コンテストは山口県周南市にある徳山大学の主催。毎年、「島耕作」シリーズや「人間交差点」で知られるマンガ家で同大の客員教授を務める弘兼憲史さんが審査をしている。ことしは全国から59点の応募があり、7点が優秀作品賞などの賞を受けた。12月中旬に賞状と弘兼さんのイラストが学校に届いた。
ことしのテーマは「初恋」で、A4サイズのイラストや12ページ以内のマンガにまとめる。渋谷さんは「最初で最後の初恋」というタイトルのイラストをパソコンで仕上げた。「思いを伝えられないまま、先輩の卒業式を迎えた女子高生が悲しむ様子を表現しました」。
渋谷さんが絵を描くことに興味を持ったのは幼稚園児のころ。母に連れられて参加した絵画教室で絵本作家にほめられ、その喜びを忘れられずに描き続けている。
主に描く題材は人。好きなマンガ家のイラストを模写しながら、いろんな表情を描くのが好きだという。「どんな目を描くかでその絵は決まる。悲しさやせつなさを、目で伝わるように描いている」と、こだわりを持つ。
「将来はイラストレーターかマンガ家になりたい」ときっぱり。弘兼さんからのサイン色紙を手に、「イラストやマンガは、たった1枚でも人に勇気を与えることができる。わたしも人に元気を与える作家になりたい」と目標に向かって努力している。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA