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大分FC新社長青野氏 副社長県経済界2氏

[2009年12月28日 14:47]

臨時記者会見で大分FCの新体制内定を発表する広瀬知事=28日午前、県庁

 サッカーJリーグの大分トリニータを運営する大分フットボールクラブ(大分FC)の新社長に、県から出向している代表取締役経営企画部長の青野浩志氏(53)が就任することが28日、内定した。また、地元経済界から渡辺正光氏(71)=トキハインダストリー相談役=と武田寛氏(62)=大分商工会議所専務理事=が副社長(非常勤)として経営に参画し、青野社長をサポートする。

 青野氏は今年9月、県から大分FCの経営企画部長として出向。溝畑宏前社長の辞任を受け、12月から代表取締役を兼ねている。
 同日午前11時から広瀬勝貞知事が記者会見し、「引き受けてくれた3人に敬意を表し、しっかり応援したい」と述べた。青野氏の社長選任については「県から出向後に再建計画づくりの中心的な役割を果たした。実行するためには(社長を)お願いすることが一番いいと考えた」と説明。
 その上で「経営の正念場だけに3人でしっかり再建計画を進めてほしい」とした。3人は来年1月の株主総会を経て正式就任する。
 大分FCは11月に入って資金繰りの悪化が表面化。Jリーグは大分FCの要請を受けて最大6億円を融資する方針を決め、11月に3億5千万円を融資した。しかし、追加融資(2億5千万円)については新社長が決まっていないことや再建計画の内容が不十分なことを理由に保留している。
 大分FCは来年1月に再建計画をあらためて提出して追加融資を受けることにしている。そのためにも新社長の選任が急務となっていた。

 青野浩志(あおの・ひろし) 1982年に県に採用された。福祉保健企画課長補佐、文化スポーツ振興課参事、同課長。今年9月に大分FCの要請を受けて県から出向し、経営企画部長に就いた。12月になって代表取締役を兼任。

 渡辺正光(わたなべ・まさみつ) 1957年トキハ入社。74年、トキハインダストリーの取締役になり、95年から2007年まで社長。現相談役。06年から県人事委員。

 武田寛(たけだ・ひろし) 1971年県入り。2004年に企画振興部長、06年に農林水産部長。07年3月に退職し、同年11月から大分商工会議所専務理事。

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