県教育委員会は25日、2010年度県立高校入試(来年3月9、10の両日に実施)で、新型インフルエンザにかかった受験生への追試験を実施しないことを決めた。1月9日に行う大分豊府中学校の入学試験も追試験は実施しない。
県教委は実施しない理由として(1)ほかの病気などでも実施していない(2)異なる試験問題で合否を決めるのは、公平性の確保の点で懸念がある(3)患者数が減少しており、中学生へのワクチン接種も始まる―などを挙げた。新型を含めインフルエンザにかかったり、インフルエンザとみられる症状がある生徒の受験は別室で行い、毛布や暖房器具の利用を認める。
小矢文則県教育長は「医学的にも今後、患者が増えることは考えにくいが、感染の急激な拡大などの事態も想定して追試験の問題作成などの準備はしておく」と話している。
県教委によると、追試験の実施をめぐっては、佐賀県が「実施する」一方、熊本県が「しない」など、県によって対応が分かれているという。
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