
校舎外側に強度を高めるコンクリート枠を取り付ける耐震工事をした豊後高田市高田小学校の北側校舎。2階部分までコンクリート枠が取り付けられている
豊後高田市の高田小学校で耐震工事が進み、工事を終えた北側の校舎では一見変わった外観が姿を現している。通常は夏休みなどの長期休暇を利用したり、工事中は仮校舎を建てることが多いが、校舎を使用したまま外側を補強した。市教委は「珍しい工法で県内では初めて」としている。
高田小学校の校舎は1972年から74年にかけて建築。昨年度までに耐震診断と耐震補強の調査などが終了し、ことしの夏休みに補強工事を始めた。夏休み中にトイレ改修などを含めた内装工事を終え、2学期以降は授業を通常通りにしながら外部の補強工事をした。
耐震工事は建物内部からの補強が多いが、同校北側校舎は耐震診断の結果、強度が低かったため外側からの補強となった。校舎2階部分までの外壁全体に、耐震強度を高める鋼材の入ったコンクリート枠が取り付けられた。工事によって外観も大きく変わった。
北側校舎の工事と同時に今夏に体育館の耐震工事も実施。今後、引き続いて南側の管理棟校舎の工事を計画している。工事は内部改修なども含め、総事業費約1億700万円。
市教委は昨年度までに、81年以前に建てられた市内の小中学校で耐震診断を実施。耐震補強などの必要がある5校・8棟で耐震化を計画している。本年度は高田小学校のほか、耐震補強の調査などが終了した香々地中学校でも耐震工事を予定。残りの学校でも順次、工事を進めていくという。
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