
「栄養指導の原点は日田で食べた家庭料理です」と語るエリカさん=東京都内の自宅
ミスユニバースジャパンの公式栄養コンサルタント、エリカ・アンギャルさん(40)=東京都在住=は、食生活の指導で世界大会に出場する日本代表を支えており、2007年には森理世さんの世界一にも貢献。ダイエットの本も出版し、“美の伝道師”として若い女性に注目されている存在だが、その原点は「高校時代を過ごした日田市で味わった家庭料理」という。
エリカさんはオーストラリア出身で、1985年から1年間、日田高校に留学した。ホームステイした4世代7人の家庭で、おばあさんの手料理に魅せられた。「母国だと、朝はべーグルやシリアルだけのことが多いが、日本では焼き魚や酢の物、季節の野菜のおひたしなどいろいろ食べるのに驚いた。品数も多く、とにかくおいしかった」
来日して1カ月もすると、ほおのニキビが消え、「日本食が美容と健康に適している」と実感。「食べ物がこれほど体に影響するとは」と驚き、食を通した予防医学に関心を持った。
帰国後、健康衛生科学を学び栄養士の免許も取得。2000年から日本に移り住み、日本代表の栄養指導をはじめ、食とライフスタイルの提案を続けている。
「日本食はバランスがとれた素晴らしい食事。若い人は欧米のスタイルを好むけど、日本食の方がファッショナブル」とにっこり。自身も野菜を十数種類使ったみそ汁や豆腐チョコムースなど、日本食材をアレンジした料理を食卓にのせることが多いという。
今年5月には18年ぶりに日田市を訪問した。「友達やホストファミリーと過ごした懐かしい思い出がよみがえり、感激した。やっぱり大好きな日田での経験が、わたしの原点だと実感した」としみじみ話す。
多くの女性にとって、美は永遠のテーマ。その秘(ひ)訣(けつ)については「食生活はもちろんだけど、内面から輝くことが何より大切。いつも夢を持ち生き生きと生活してほしい」とアドバイスしている。
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