サッカーのJリーグが経営難に陥っている大分トリニータを運営する大分フットボールクラブ(大分FC)への2億5千万円の追加融資を保留している問題で、大分県内の金融機関は24日、大分FCに1億5千万円のつなぎ融資をした。残り1億円は28日に融資する。つなぎ融資はJリーグの追加融資で返済(期間は2010年1月末)することが前提。大分FCが追加融資を認めてもらうには、新社長を決め、来季の運営費を9億円に縮小しなければならない。
関係者の話を総合すると融資額は大分銀行が1億5千万円、大分県信用組合と大分みらい信用金庫が計1億円。広瀬勝貞知事は「地元金融機関に感謝したい。トリニータに寄せる県民の熱い思いが通じたのだろう。Jリーグから求められている再建のための条件を早くクリアし、追加融資を受けることができるよう全力で努力したい」と話した。
大分FCの青野浩志代表取締役経営企画部長は「緊急にもかかわらず、地元経済界の支えに感謝している。2月以降はシーズンパス(年間チケット)やスポンサー収入で資金繰りをしていく。新社長を含めた再建計画は、Jリーグ理事会(1月19日)前までにリーグに報告できるようにしたい」と話していた。
新社長選任は県に一任する形で進められている。広瀬知事は「県民の総力を引き出せるような人でないと困る。いないともいるとも、まだ言える状況ではない」と言葉を濁している。
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