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カメルーン文化中津江村で“予習”

[2009年12月25日 09:38]

JICAの青年海外協力隊員としてカメルーンに派遣される宮原さん(左)に百成ヒョウタンを託す坂本理事長=日田市中津江村の鯛生金山

 日田市中津江村と2002年日韓ワールドカップ(W杯)の縁があるカメルーンに、国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊で派遣される宮原由希さん(25)=鹿児島県霧島市=が22日、同村を訪問。出発前にカメルーンの文化などを学んだ。

 保育士の宮原さんはことし3月に退職。JICAに応募し、来年1月から2年間、カメルーンへの派遣が決まった。幼児教育の分野で、現地職員への指導、衛生面の改善などをする。霧島市長に海外派遣を報告した際に、02年W杯でカメルーン代表のキャンプ地になった中津江村への訪問を勧められたという。
 宮原さんはカメルーン代表が練習した鯛生スポーツセンターやカメルーングッズが展示される鯛生金山を見学。02年に村長だった中津江村地球財団の坂本休理事長(79)が現地を訪れた時の写真を見せ、生活習慣の違いなどを説明した。
 宮原さんの滞在中に10年南アフリカW杯を迎える。坂本理事長が「カメルーンのサッカー協会長に渡してほしい」と宮原さんに金箔(きんぱく)を塗った百成(ひゃくなり)ヒョウタンを託した。百成ヒョウタンは種が多くできる品種で、「カメルーンがW杯で多く点を決めて優勝してほしい」という願いを込めている。カメルーンは1次リーグ初戦で日本と対戦するが、2人ともカメルーンを応援するという。
 宮原さんは「日本にカメルーン一色の地域があるなんて感動した」と笑顔。坂本理事長は「W杯のおかげで新しい人間関係ができた。帰国したら、また中津江村を訪れてほしい」と話していた。

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