
賛助金で購入したもち米でもちつき
大分市明磧のNPO法人「みんなの広場とんとん」(田中カヨコ理事長)に、毎年匿名で品物や賛助金が届いており、子どもたちの活動にひと役買っている。
法人は、保育園や障害のある未就学児を対象にしたデイサービスセンター、小規模作業所などを運営。毎年5月にはバザーを開き、収益金を運営に役立てている。
匿名の贈り物は、約10年前、田中理事長の自宅で活動していた時から届けられている。毎年バザーを行う時期の夜中、玄関前に新品の毛布やバスタオルなどさまざまな品物が届けられていた。法人化した2002年からは、品物の中にひそめるように賛助金も入るようになった。
今年は多忙のため、恒例のバザーを中止したところ、11月に匿名の女性から田中理事長に連絡が入った。その数日後、人形や賛助金などを置いていこうとした女性を見つけ、声を掛けた。しかし、名乗らず足早に立ち去ってしまった。田中理事長は「名前は分からないが、法人にとって大きな支え。いつも励まされてきた存在なので本当に感謝している」と話した。
同園は、賛助金の一部を利用してもち米(35キロ)とあんこ(7キロ)を購入。子どもたち約50人が今月上旬、同園を訪れたベトナム人の研修生と一緒にもちつきを行った。子どもたちは重たそうにきねを持ったり、つきたてのもちを丸める作業に大はしゃぎ。渡辺美空ちゃん(6)=ふじが丘=は「おもちは大好き。上手に丸めたよ」とうれしそうに話していた。
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