
再建の方針について会見するJリーグの中野幸夫専務理事(右)と大分FCの青野浩志取締役経営企画部長(左)=11日午後、大分市横尾の大分FC
大分フットボールクラブ(FC)は11日、大分市内で会見を開き、再建方針と向こう4年間の経営計画を明らかにした。J1復帰条件の一つとなる債務超過の解消については3、4年をめどとし、「1年での復帰は難しい」との見解を示した。経営計画は13日の「県民会議」での議論を経て、Jリーグに提出される。大分FCの青野浩志取締役経営企画部長、Jリーグの中野幸夫専務理事が計画の概要について説明した。
債務超過額はJリーグからの融資や、未収金などの不良債権を加え、今期末で実質9億1600万円。これを収入増と支出減により、3年間で6700万円まで圧縮。4年目で解消するとしている。
収入増はシーズンパスの販売を促進。今季の7400席から来季は1万3千席を目指す。また発光ダイオード(LED)看板の導入により広告収入増を図る。一方、支出削減策として主に人件費をカット。トップチームは今季の10億4千万円から来季は5億5千万円に、3年後には3億1千万円まで減らすとしている。
青野取締役は「しっかりした経営基盤を築くため、9億円余りの債務超過を1億円ずつ、9、10年かけて返すのではあまりに長すぎる。3、4年で勝負する」とし、「チーム存続のため無理なお願いをするが、企業、県民、行政に支援してほしい」と求めた。
近く正式に退任する溝畑宏社長の後任については「主立った関係者に推薦をお願いしている。顔が見えないと活動しにくい面もあるので、できるだけ早く決めたい」と述べた。
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