
公園内で集めた落ち葉を回収するNPO法人アイラブグリーン大分のメンバーと住民たち
街路樹や公園内の木から大量に発生する落ち葉を腐葉土に変えて活用しようと、大分市とNPO法人アイラブグリーン大分(二村沢行理事長)は、市内で落ち葉の回収活動を始めた。市内の美化とともに、落ち葉をごみとして捨てずに有効利用することで、処理費用の削減にもつながればと期待している。
同法人が「落ち葉が大量に発生して管理に困る」という市民の声を受け、今夏活動を市に提案。市公園緑地課は「みんなの森づくり事業」の一環で本年度、同地区と岩田学園の2カ所をモデル地区として取り組むことにした。
同市富士見が丘では7日、1回目の回収作業があった。回収を行った3カ所の公園のうち9区児童公園では、同法人メンバーと住民ら約50人が作業に参加。30分ほどで専用の袋(千リットル)は、落ち葉でいっぱいになった。
毎月、同公園の清掃に取り組んでいる富士見が丘わかば老人クラブの礒崎昭二郎会長(82)は「家庭用ごみ袋10袋分の落ち葉が集まることもある。有効利用はとてもいい試み」と笑顔。同地区では今後、団地内の7カ所の公園で随時回収を行う。富士見が丘連合自治会の佐々倉幸義会長は「団地内には街路樹も多い。活動を住民のエコ意識向上につなげたい」と話した。
落ち葉は、市有地で鶏ふんなどを混ぜて発酵させ腐葉土に変える。同法人が運搬や撹(かく)拌(はん)作業を行い、肥料や袋の費用、市有地の整備などは市が負担する。二村理事長は「落ち葉がごみではないという意識を高めてもらい、街路樹や公園の木など身近な植物の大切さを理解してほしい」と話した。
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