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「エカテリーナ2世の晩餐会」展きょう開幕

[2009年12月11日 09:59]

エルミタージュ美術館所蔵エカテリーナ2世の晩餐会内覧会。西洋陶磁器240点が紹介されている=10日午後、県立芸術会館

 ヨーロッパ磁器の名品を集めた「エルミタージュ美術館所蔵 エカテリーナ2世の晩(ばん)餐(さん)会」(大分合同新聞共催)が11日に大分市の県立芸術会館で開幕する。10日、関係者による開会式と内覧会、記念講演会が同館であった。

 同展は、ロシアのエルミタージュ美術館が所蔵する西洋陶磁器コレクションの中から約240点を紹介する。日本初公開となる「ベルリン・デザート・セルヴィス」など、帝政ロシア・ロマノフ王朝の第8代皇帝エカテリーナ2世(1729~96)が、文化の成熟度と国威を内外に示すため、晩餐会に使用した豪華四大ディナーセットを中心とした美術品や装飾品が中心。
 開会式では、主催者を代表して広瀬勝貞知事が「一昨年は、ロシア国立東洋美術館所蔵首藤コレクション展を開催できた。今回はエルミタージュ美術館のコレクションの一部を拝見でき、大変うれしく思っている。ロマノフ王朝の文化を楽しみながら、大分県とロシアとの深い関係に思いをはせてほしい」とあいさつ。来賓のミハイル・ミハイロヴィチ・ベールィ駐日ロシア特命全権大使が「多くの皆さんに展覧会を楽しんでいただきたい」とあいさつ。広瀬知事、ベールィ大使、安部省祐県議会議長、長野景一大分合同新聞副社長らがテープカットして内覧会を行った。
 引き続き「ロシアの歴史と文化」のテーマでベールィ大使が記念講演。杵築市山香町出身で元駐ロシア特命全権大使の都甲岳洋氏(三井物産戦略研究所特別顧問、豊の国かぼす特命大使)の講演もあり、エカテリーナ2世の人物像やエルミタージュ美術館の歴史などを解説した。
 この後、トキハ会館で歓迎レセプションがあった。
 同展は来年2月4日まで。観覧料は一般1200円、高大生800円、中学生以下無料。

 「今回のため構成」
 ○…開会式には展示指導のために来県したエルミタージュ美術館のスベトラーナ・コカレヴァさん、エカテリーナ・フメルニツカヤさん、イーゴル・アルセンティエヴさんの3人の学芸員も出席。フメルニツカヤさんは「四大ディナーセットは、この展覧会のために構成されたもので、エルミタージュ美術館でも一堂に見ることはできない。磁器に描かれた民族性豊かな絵や繊細な彫像なども、じっくり鑑賞してほしい」と話していた。

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