今年4月から小児科の専門診療所がない状態が続いている豊後高田市は9日、大分大医学部から市内の病院に小児科医の派遣を受けることを明らかにした。同日開かれた定例市議会の一般質問で永松博文市長が明石光子氏(公明)の質問に答えた。
永松市長は「市医師会と一緒に、大分大医学部や県に小児科医の派遣を要請してきたが、医学部から派遣してもらえると返事があった」と述べた。さらに、「当面は週に1回だが、常駐に向けて派遣回数を増やすことも検討してくれている。市医師会と協力し、準備態勢をしっかりと整えたい」とした。
診察施設は、市中心部にある高田中央病院(民間)が施設を改修して対応する。市子育て・健康推進課は「来春ごろには診療を開始できるのではないか」とみている。市医師会の滝上茂会長は「派遣の受け入れを小児医療の充実に向けた第一歩にしたい」と話した。
同市では、唯一の小児医療機関だった民間の小児科医院の医師が、高齢などを理由に3月末で閉院した。
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