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【中津新聞】温泉熱ですっぽん養殖

[2009年12月09日 10:00]

 「先進地を抜いて、すっぽんと言えば“耶馬渓”と言われるぐらいまで印象付けたい」。中津耶馬渓観光協会耶馬渓支部長の江渕稔さん(57)は、地元の養殖スッポンで地域をアピールする。
 「100%純粋な耶馬渓ならではの特産品を作ろう」と、耶馬渓町の温泉熱を利用して育てる養殖スッポンに着目した。これまでは8割が県外に出荷され、地元ではほとんど活用されていなかった。「耶馬渓の養殖スッポンは、常に30度前後の水温で育てられ冬眠しないため太りが早く、1~2年で出荷でき、身も軟らかく、脂もある程度のっている。年中、安定した品質で提供できるところが強み」と力が入る。
 耶馬渓料飲組合の協力を得て、同支部は10月にすっぽん雑炊定食「すっぽん美人」の試食会を開いた。「調理が難しい、高価という印象が強いスッポンを気軽に味わってもらいたい」と価格を800円に設定した。現在、耶馬渓町内の飲食店13軒で提供している。
 江渕さんは 「まずは、スッポンのファンを増やしていきたい」と意欲を見せる。

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