人口10万人に対する留学生の数が大分県は339・8人となり、東京都(329・4人)を抜いて初めて全国1位になった。定員の半分近くを留学生が占める立命館アジア太平洋大学(APU・別府市)の存在が大きいが、物価など学生の暮らしやすさも「全国一の留学生県」になった要因のようだ。
数値は県が人口、在留外国人の全国統計の最新データを基にAPUの開学4年目の2004年度から算出している。人口(昨年10月1日現在)は120万人で、留学生数(昨年12月末現在、留学生ビザによる在留)は4077人だった。
昨年度は327・7人で全国2位(1位の東京都は337・1人)。04年度以降ずっと東京都に次ぐ2位だった。
留学生が増える要因について、県国際交流室はAPUのほかに▽比較的物価が安い▽アパートなどを共同で借りるルームシェアが普及しており住宅費が抑えられる▽県独自の給付型奨学金がある―など「暮らしやすく学業に専念できる環境が人気につながっているのでは」と分析する。
坂本秀文室長は地域にとって留学生が増える意義を「学業以外にも盛んに地域の活動に出ているので、県民は日々の暮らしの中でさまざまな国の文化や考え方に接することができる。イベントへの参加は若者が減った地域にも活気を与えている」と説明している。
留学生の割合は大分、東京が飛び抜けており、3位以下は▽京都府 177・7人▽福岡県 154・4人▽大阪府 142・6人▽石川県 128・9人▽岡山県 119・3人―の順。最新の集計(今年11月1日現在)による県内の留学生数は4160人。
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