
ゆっくりJR由布院駅のホームを離れるトロキュー=29日午後
JR久大線の大分―由布院駅間を走るトロッコ列車「TORO―Q(トロキュー)」が29日、運行を終えた。由布院駅でお別れセレモニーがあり、多くの鉄道ファンが“引退”を惜しんだ。
トロキューは2003年から、春と秋の土・日曜日と夏休み期間に、大分、由布両市内の田園地帯を走り、1日平均約400人が乗車した。7年間で観光客を中心に約30万人が利用したが、老朽化で運行が困難になった。
由布院駅で大分駅行き最終列車(午後3時11分発)のお別れセレモニーがあり、JR九州の町孝常務取締役と橋本親徳大分支社長、首藤奉文由布市長や桑野和泉由布院温泉観光協会長らが出席。町常務が「後継となる新しい列車を走らせたい」、首藤市長、桑野会長が「今までありがとう」とそれぞれあいさつをした。
出発時刻になり、小野洋治由布院駅長と東郷和浩由布院温泉旅館組合長が右手を挙げて号令。トロキューはゆっくりとホームを離れ、駅に詰めかけた多くの鉄道ファンは手を振って見送った。
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