
地元初開催で、迫力の演奏をする中津祇園=28日、中津文化会館
県内三大祇園(中津、日田、臼杵)と、豊後、豊前の祇園関係者が一堂に集い、伝統の音色を奏でる「中津豊の国祇園囃子(ばやし)の祭典」(大分合同新聞後援)が28日、中津市の中津文化会館であった。
日田祇園の呼び掛けで2年前に始まった。3回目となる中津開催は、これまでの三大祇園と下旦(九重町)に加え、中津祇園ゆかりの長洲(宇佐市)、森、北山田(以上玖珠町)、宇島、八屋(以上福岡県豊前市)、川渡り神幸祭(同県田川市)が参加。
大友一夫実行委員長、新貝正勝市長のあいさつの後、競演が開幕。各祇園関係者による迫力の鉦(かね)と太鼓、優雅な笛の音などが約2時間半、場内に響き渡った。
初の地元開催に燃えた中津祇園は、下正路町の御舟歌を皮切りに、各町選抜による迫力の祇園ばやしを披露。祭典司会の吉田諭司OBSアナウンサーが、出身の角木町関係者と横笛で飛び入り参加し、会場を盛り上げた。中津祇園はグランドフィナーレで再登場、龍王町の舟山車引出歌(松前音頭)で締めくくった。
それぞれが受け継ぐ伝統の音色は地域文化そのもの。訪れた約千人の観客は、はやしの違いなどを楽しむとともに、ステージ後方に映し出される映像でイメージを膨らませながら、各地の祇園を疑似体験していた。
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