
講演する藤田紘一郎氏
「アジア・太平洋水サミット記念県民フォーラム2009・水とくらし」が28日、大分市のトキハ会館であった。NPO法人おおいた水フォーラム(理事長・羽野忠大分大学長)が主催。約230人が参加し、水や環境の大切さについて理解を深めた。
東京医科歯科大学の藤田紘一郎名誉教授(寄生虫学)が「カイチュウ博士水を語る―世界の水 本当によい水・悪い水」と題して講演した。藤田名誉教授は「日本の水道水は安全だが、水源を簡単に汚染してしまっている。塩素がたくさん入っており、体にもよくない」と指摘。健康にいい水として▽ミネラルを多く含んだ水▽抗酸化作用のある水▽アルカリ性の水―などを挙げ、寝る前や起きた後に多くの水を飲む重要性を強調した。
シンポジウム「今こそ!環境NPO!」では、九重ふるさと自然学校の鰐川雄太代表ら4人がパネリストを務め意見を交換。「環境、水を考えることは人間の命のリレーについて考えること。命に最も近い存在として理解を深めるべきだ」「水のありがたみが日本にいると鈍くなる。活動への理解者を増やさないと先細りになる」などの意見が出た。
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