
大きく育ったクロマグロに満足そうな担当者ら=27日、津久見市の中嶋水産四浦漁場
県産養殖クロマグロの初水揚げが27日、津久見市四浦田ノ浦地先の中嶋水産(本社・佐伯市葛港)四浦漁場で行われた。佐伯市鶴見地松浦の同社鶴見工場内にある「男の港市」で、28日正午からブロックで試験販売する。
中嶋水産では2007年4月から四浦漁場のいけす2台に三重県沖で一本釣りした「ヨコワ」と呼ばれる稚魚を投入。丸ごとのアジやサバの餌を与えて養殖してきた。約500匹が体長約1メートル、重さ30キロ級の出荷サイズに成長した。
初水揚げは沖合500メートルに設置したいけすに小型漁船を横付けし、一本釣り方式で2匹を捕獲した。水揚げ後、品質が落ちないように直ちに血抜きして氷水に投入した。
養殖したクロマグロは全身に脂が乗り、赤味も含めて高く取引されるという。同社では当面、500匹を販売する一方、事業ベースとされる年間2千匹の出荷規模にまで拡大を目指している。
水揚げに立ち会った岡村政美社長は「全身がトロで、赤味も程よく脂が乗っている」と品質に自信。28日の初販売では1キロ当たり2千円から2500円程度が中心価格となりそう。
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