
初出荷された「甘太くん」を競る関係者=27日午前、大分市豊海の市公設地方卸売市場
県産の高糖度甘藷(かんしょ)で、JA全農県本部の独自ブランド「甘太(かんた)くん」の初出荷式が27日朝、大分市豊海の市公設地方卸売市場であった。大阪、神戸などの市場を含めて計8トンを出荷した。来年4月ごろまで続く。
生産者、JA、県の関係者ら約40人が参加。片岡登喜男県農林水産部長が「とても甘いサツマイモ。新しいブランドとして育てたい」、木津一秀JAおおいたぶんご大野甘藷生産部会長が「自信を持って消費者に届けたい」などとあいさつした。
同本部によると、この日は一般的なサツマイモの2倍に当たる1箱(5キロ)1500円の高値が付いた。焼き芋の試食もあり、競りに訪れたスーパーの男性(47)=大分市=は「甘みがあって食感もいい。消費者の反応が楽しみ」と話した。
甘太くんは、品種「べにはるか」の県産品で、貯蔵庫で40日間以上置いたもの―などと定義。蒸し芋にした際の糖度は一般的なサツマイモの1・5倍あり、しっとりとした食感も特徴。今年は臼杵市野津町、豊後大野市など20・5ヘクタールで470トンを生産する。
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