健康な1歳から就学前までの幼児を対象にした新型インフルエンザワクチンの接種が12月3日から始まるのを前に、県は26日、ワクチンを接種する県内の医療機関(計403)を県のホームページ(HP)で公表した。同日午後から医療機関で接種の予約受け付けもスタート。県は「1歳から就学前の幼児は対象者全員分(約4万5千人)のワクチンを確保している。冷静に対応してほしい」と呼び掛けている。
大分市南部にある病院には、同日午前中からワクチン接種に関する問い合わせが相次ぎ、夕方までに約30人の予約を受け付けた。市中心部に近い小児科医院は「予約や問い合わせの電話がひっきりなしにかかってきた」と話した。
県の総合相談窓口(今年10月に設置)には、1日の問い合わせ件数としては最多の129件が寄せられた。幼児の保護者から「どこで接種できるのか」「医療機関を教えてほしい」といった問い合わせが多かった。
今後の接種日程(カッコ内は開始予定日)は▽小学1~3年生(12月17日)▽小学4~6年生と1歳未満児の保護者(同28日)▽中学生(1月前半)▽高校生(1月後半)▽65歳以上(2月後半)―など。対象者の予約受け付けの開始日は12月以降に順次公表する。今回公表した医療機関のほかに、かかりつけの患者だけを対象に接種する医療機関(計372)もある。
県は「医療機関の診療への影響を避けるため、接種の予約は診療日の午後3時以降に申し込んでほしい。新型インフルエンザに感染した人はワクチン接種の必要はない」と話している。
接種を実施する医療機関は県ホームページ(http://www.pref.oita.jp/)で公表している。
臨時休校など26件
県教委は26日、新型インフルエンザの集団感染が疑われるとして、大分市など6市の幼稚園と小中学校で26件の学級・学年閉鎖と臨時休校があったと発表した。臨時休校は、豊後高田市の田染中学校。
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