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イルカの学校 津久見で来夏仮オープン

[2009年11月27日 09:53]

体験型観光施設の予定場所となっている仙水遊漁センター

 津久見市と、「うみたまご」を運営する大分生態水族館マリーンパレス(大分市、橋本均社長)は、津久見市の四浦半島にイルカと遊んで学べる参加・体験型観光施設を建設することで基本合意した。地元関係者との協議を整え、来年春の大型連休中限定で一部施設を公開し、夏休みに仮オープンを目指す。

 予定場所は四浦鳩浦地区の市仙水遊漁センター。市と漁協、地元の出資で1979年に設立した管理協会に業務委託している。
 市は入場者減が続くことから活性化策を模索する中で、イルカの調教や飼育研究施設を求めていたマリーンパレスと思惑が一致。昨年末から順次イルカを搬入しており、現在はバンドウイルカやハナゴンドウなど8匹が入り、飼育員ら4人が訓練に取り組んでいる。
 計画案によると、海上空間を利用したダイナミックなショーや人とイルカとのスイム、トレーナー体験など「うみたまご」の施設内ではできないスケールの大きなショーを展開する。陸上部分にはプールや休憩施設、釣り場などを整備する。
 施設の具体的な内容、本オープンの時期などは両者で協議中だが、市は年間10万人以上の集客を期待している。仙水遊漁センターの廃止案は12月定例市議会に提案する。
 景気低迷で製造業の進出が減る中、津久見市はイルカ施設を地域ぐるみで取り組む新しいタイプの企業立地としてとらえている。行財政改革を目標以上のペースで進めてきたが、地方交付税は毎年1億~2億円減り、臼杵市との合併協議も事実上ストップしたまま。自治体運営は待ったなしの状況となっている。
 四浦半島には水産資源や早咲きの桜並木などがある。津久見湾で始まったクロマグロ養殖、特産のミカン栽培などもイルカ施設と連携させ、自助努力で地域活性化を目指す意向だ。

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