
総合訓練で尾平登山口から出発する救助隊=26日午前、豊後大野市緒方町
豊後大野市や竹田市などにまたがる祖母山系で26日、「山岳遭難捜索救助総合訓練」が始まった。27日まで。
県山岳遭難対策協議会(会長・平野昭副知事)と県警が、関係機関の連携を強化し、捜索や救助の技術向上を図る目的で毎年実施している。
県山岳遭難捜索救助隊や県警、県防災航空隊から約80人が参加。豊後大野市緒方町の米山中学校跡地で開始式があり、西川総一県警生活安全部長が「今年は山岳遭難が続発している。訓練を通して捜索技術を高めてほしい」とあいさつ。
大分市内の男性が祖母山に登っていて遭難した―という想定で訓練を開始。救助隊が三つの登山ルート別に、また県警ヘリや県防災ヘリが上空から捜索を開始した。
最終日は、けがをした遭難者への応急処置の方法やザイルの扱い方などを研修する。
今年は県内で37件(今月24日現在)の山岳遭難が発生している。これは県警が記録を取り始めた1967年以降で最悪のペース。県警は「装備や緊急時の連絡方法などについて事前に十分な準備をし、無理のない計画で登山をしてほしい」と呼び掛けている。
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