
最後の体育・文化祭に向けて準備を進める碩信高校生徒会=大分市の碩信高校
来年3月で閉校する通信制の碩信高校(大分市上野丘、糸永正典校長)は28日、同校体育館で最後の体育祭と文化祭を行う。「I●(ハート)碩信」を合言葉に開くビッグイベントを盛り上げようと、若い生徒会役員が準備を進めている。
生徒会の役員は県内4地区の執行委員長を含め計18人。22歳の佐藤篤史会長をはじめ、10代後半から20代が中心。普段の活動は、登校して面接指導(スクーリング)がある月2回の日曜日に実施しているが、この3カ月間は、それぞれが仕事を終えると学校に集まって話し合いをしたり、展示する作品づくりなどの準備を進めてきた。
当日は、役員が「I●(ハート)碩信」のロゴが入ったそろいのTシャツを着て、運営や審判などにあたる。今年は、碩信高校の歴史を振り返る「○×クイズ」や全員でめじろんダンスを踊るアトラクションをプログラムに盛り込むなどして、盛り上げる計画だ。
今年4月に選ばれた佐藤会長は「会長になった当初は閉校を意識しなかったけど、最近は責任をひしひしと感じます」。目前に迫った体育・文化祭には「学校の歴史、みんなの思い出に残るイベントなので絶対、失敗できない。役員全員で力を合わせ、成功させたい」と、気を引き締める。
長年、生徒会顧問を務める穴井秀岳教諭は「今年の役員は特に仲がよく、若い力で頑張ってくれている。当日もうまくやってくれるはず」と期待する。
同校は1968年、大分上野丘高校通信制課程から独立し、開校。県の高校改革推進計画で来年3月の閉校が決まった。現在は、15歳から63歳まで1895人が学んでいる。閉校後は4月に開校する単位制定時制・通信制の「爽風(そうふう)館高校」に移ることになる。
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