
双葉山の貴重な資料を寄贈した植松さん(右)
宇佐市宮熊出身で中津市在住の元大工植松一広さん(77)が24日、宇佐市が生んだ名横綱双葉山の写真や木製荷札など資料7点を同市に寄贈した。
23年前、植松さんが中津市双葉山会(後援会)の元会長だった人の家を購入して建て替える際、押し入れから出てきた。元会長やその親族と連絡が付かずに保管していたが、10月に大分市の元中学校長が双葉山の写真を宇佐市に贈ったことを知り、寄贈した。
写真は「所蔵中津市双葉山会」と記された1938~41年ごろの全盛期の取組写真など5点と、化粧まわしに中津城と思われる城が刺しゅうされた横綱の締め込み姿の1点。荷札は「贈大関双葉山へ 奥平家」と墨書きされたヒノキ材の贈答品用。不滅の69連勝中だった大関時代(36年5月から1年間)に中津藩主だった奥平家の子孫、奥平昌恭伯爵が贈った品物の外箱に付けたとみられ、「大関昇進か優勝祝いで贈った化粧まわし(中津城に展示中)の木箱に付いていたのでは」(宇佐市教委)という。
是永修治市長は「貴重な資料ばかりでありがたい」と礼を述べた。双葉山の生家そばにある里の駅「双葉の里」内に展示する予定。植松さんは「(双葉山は)私と同じ天津地区出身で小学校の先輩。小学1年のころ、巡業で来ていたところを見たこともある」と話した。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA