
学生時代、ブルーバード劇場で手伝いをしていた尾関成貴さん
立命館アジア太平洋大学(APU)の卒業生で、京都市内の映画館で働く尾関成貴(しげき)さん(25)が28、29の両日、別府市の別府ブルーバード劇場で、映画と音楽のイベント「ムービー アップデート」を開く。メーンは人気テレビ番組の映画紹介コーナーの公開収録。学生時代、同劇場でポスター張りやフィルム持ちの手伝いをしたことから、「開館60周年の節目を迎えた劇場を満席にしたい」と企画した。
尾関さんは京都市出身。映画好きな母の影響で、幼いころから映画館に足しげく通った。「見ず知らずの観客同士が感動を分かち合えるのが映画館。映画館でこそ、映画本来の力が最大限に発揮されると思っています」
別府で4年間を過ごし、アナログ感にあふれ、懐かしさの漂うブルーバード劇場に魅せられた。市内唯一の映画館として、灯を消すまいと奮闘する岡村照館主(78)や同年代の映写技師に触発され、「自分もここで映画を上映したい」と考えるようになったという。
今回、音楽専門チャンネル「スペースシャワーTV」で放送中の「ミュージック アップデート フライデー」の映画紹介コーナーを誘致。パーソナリティーを務める俳優の渋川清彦、ミュージシャンの曽我部恵一、DJの坂田かよを招き、29日午後3時15分から公開収録。お薦め作品の上映や曽我部のライブ(午後7時40分)がある。28日は正午から、渋川出演の映画4本の上映会とそれぞれ舞台あいさつがある。
尾関さんは「肩ひじを張らずに誰もが参加できるイベント。思い思いに楽しんでほしい」と話している。前売りチケットは千~5千円。チケットぴあ(Pコード555―763)で発売中。問い合わせは尾関さん(TEL090・6907・4226)まで。
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