
新たにネーミングライツのスポンサーを募集する「大分スポーツ公園総合競技場」。長年親しまれてきた「九州石油ドーム」の名称も消えることになる
県は、新日本石油(本社・東京)と結んでいる九州石油ドーム(大分市)のネーミングライツ(命名権)の契約が来年2月末で満了することから、新たなスポンサーの募集を始めた。九州石油は新日本石油と経営統合(2008年)したため、既に企業名は存在せず、新日本石油は09年2月の契約更新時に1年間だけ延長した。九石ドームは大分トリニータのホームスタジアム。チームのJ2降格に合わせるように、サポーターに親しまれた九石ドームの名称が消える。
九州石油ドームの正式名称は「大分スポーツ公園総合競技場」。県は行財政改革に伴う財源確保策の一環として、施設の命名権を九州石油(当時)に2006年3月から3年間、2億1千万円で貸与した。
契約満了を迎えた今年2月、九州石油と経営統合した新日本石油は契約を1年間更新し、「九州石油ドーム」の名称を継承した。再度の契約更新については「来年4月に新日鉱ホールディングスとの経営統合を控えており、ネーミングライツは更新しない方針」(同社広報部)という。
県も「新日本石油に『とりあえず1年間継続してほしい』と、こちらからお願いした経緯がある。これ以上の継続は厳しい」と判断し、新たなスポンサーの募集に踏み切った。
新スポンサーへの命名権の貸与期間は3~5年程度を希望。命名権料はこれまで年間7千万円だったが、景気の低迷に加え、大分トリニータがJ2に降格することから5千万円程度に値下げする。募集期限は12月7日まで。県は「これまで命名権を買ってくれた九州石油、新日本石油に感謝している。景気低迷で取り巻く環境は厳しいが、新たなスポンサー探しに力を入れたい」と話している。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA