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小鹿田焼の里訪問 英国の「作陶所」館長ら

[2009年11月12日 09:59]

小鹿田焼の里を見学するリーチ・ポタリーの関係者=日田市源栄町皿山

 日田市源栄町皿山の「小鹿田焼(おんたやき)の里」に9日、小鹿田焼を世に広めたイギリス人陶芸家バーナード・リーチ氏が母国に開設した作陶所「リーチ・ポタリー」のジュリア・トムロウ館長(43)とジャック・ドハティー主任陶工(61)が訪れた。
 リーチ氏(1897~1979年)は日本民芸運動の創始者、柳宗悦(1889~1961年、東京)とともに活動。54年に同里を訪れて滞在し、小鹿田焼の知名度を高めたとされている。
 「リーチ・ポタリー」はイギリス南西部に所在。経営難に陥り、2004年から日本民芸館が共同で再生に乗り出した。日本でも寄付を募り、08年3月にリニューアル。美術館や若手の教育機関など多様な役割を持つ施設に生まれ変わった。
 2人は4日に来日。日本民芸館の職員とともに各地を訪れている。小鹿田焼同業組合(坂本義孝組合長)も経営難の時に募金をしたことから、お礼をするとともに、民芸の精神や技術を学ぶために同里を訪問した。
 一行は陶土を砕く唐臼(からうす)、共同窯、蹴(け)ロクロを使って制作する様子を見学。陶土を触るなどで、日英の違いを学んでいた。
 2人とも10年ほど前に同里のビデオ映像を見たことがあるという。ドハティー主任陶工は「国に戻って今回見て学んだことを生かしたい」、トムロウ館長は「近い将来、若い陶工も連れてきて学ばせたい」と話した。

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