
最優秀賞を獲得した「ゆか号」と、世話をした船越さん(右端)、うし部の生徒たち=三重総合高校久住校
竹田市久住町の三重総合高校久住校の生徒たちが飼育している和牛が県畜産共進会の肉用牛の部1区で、4席となり最優秀賞を獲得した。同校にとって県共進会での最優秀賞は2000年以来、2回目。県内各地域を代表する畜産農家らが出品している大会だけに「とてもうれしい」と喜んでいる。
入賞したのは昨年11月生まれの「ゆか号」。船越聖美さんら畜産類型専攻の3年生7人と、全国的に珍しい同校の「うし部」(野尻淳部長、6人)の生徒が世話している。「うし部」は日本学校農業クラブの家畜審査などで上位入賞を狙うため、ことし4月に発足したばかりだった。
生徒たちは放課後など毎日牛の世話を続け、休日も交代で餌やりなどをしてきた。地域の農家のアドバイスを受けて散歩のスピードや距離、飼料の与え方、ブラッシングの仕方などを工夫した。「愛情を注いだ分だけ牛は応えてくれる。牛との距離がぐんと近くなりました」と野尻部長(3年)。6月から9月にかけ久住地域や竹田市の共進会で、上位入賞を獲得することができた。
県の共進会は10月24日に別府市で開かれ、1区には昨年10月2日からことし1月1日までに生まれた牛11頭がエントリー。船越さんは「負けたくないという気持ちはあったが、周囲を見る余裕さえなかった。みんなで手入れしてきただけに本当にうれしい」と喜んだ。
うし部顧問の大久保輝章実習教諭は「生徒たちが頑張ってくれた。牛の世話を通じて、地域とのつながりの大切さも感じてくれたと思う。後輩たちのいい目標になったのでは」と話している。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
![]()