
放流したブチサンショウウオ。まだウーパールーパーのようなエラがある幼生で、水中で生活する
中津市山国町の三郷小学校(西胤(にしつぐ)範昭校長、118人)の4年生19人が、大分県グリーンインストラクターの泉一徳さん(69)=同町槻木=の案内で山を探検し、ブチサンショウウオを放流した。
ブチサンショウウオは渓流にすむ小型のサンショウウオ。同町の山間部に多く生息しているが、奥谷地区の治山ダム上流では2002年の工事以来、姿が見られなくなった。そこで、児童らがブチサンショウウオがいなくなった原因を探るとともに、同じ水系に生息するブチサンショウウオを放流して生息域の復活を図ろうと実施した。
児童らはやぶに分け入り、岩場をはい上がって、かつてブチサンショウウオが多数生息していた水たまり3カ所に、約5センチの幼生を数匹ずつ放した。「たくさん増えてくれるといいな」と小林宥希さん(10)。間津新也君(9)は「人間が環境を壊さなければいいと思う。ごみを捨てないようにしたい」と話していた。
その後、児童らは天然の洞穴「天の岩戸」に上るなどして、自然の雄大さや森の仕組みなどを体感した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA